
こんにちは、ののです。
10ヶ月のマタニティ期間。
早く赤ちゃんに会いたいというワクワクした気持ちで胸がいっぱいになる一方、出産したらどんな生活が待ってるんだろうという不安な気持ちがわき起こる人も多いのではないでしょうか。



出産準備をはじめると、赤ちゃんとの生活が現実味を帯びてくる…!
そこで疑問におもうのが、
育児本って持っておいたほうがいいの?
ということ。



結論から言うと、1冊はもっておくことをおすすめします!
その理由と、おすすめの育児本について紹介します。
この記事でわかること
- 育児本ってどんな本?
- おすすめの育児本3選



では紹介していきます!
育児本、1冊はもっておくことをおすすめ
私も、出産前は育児本を買おうかどうしようか迷いました。



子どもの成長、発達ってお手本どおりにはいかないだろうし、本とはちがうからって落ち込むのもイヤだし…
最近はインターネットやYoutube、Instagramでも情報が手に入ります。
迷いながら本屋さんに何度か足をはこび、出産直前に購入しました(笑)



でも、購入してよかったです


私のイメージでは、2種類あると思っています!
- 育児に関する情報が写真やイラストつきでのっている本
- 子育てするときの考え方が書かれている本
みなさんが想像するのが、1つ目の情報がのったものではないでしょうか?
何ヶ月のときにはこれができるようになって〜などの発達についてや、子どもの病気、食事などについてまとめられている本です。



でも、育児本はそれだけではありません。
子育てを長い目でみて、親としての接し方や子どもの成長について書かれている本もあります。



どちらも子育てに困ったときに解決してくれるヒントがのっています
ここからは、1冊は育児本を持っておくことをおすすめする理由についてくわしく見ていきます!
信頼のある情報
インターネットは誰でも自由に情報をのせることができます。
しかし、本となるとそうはいきません。
作者と出版社が何度も精査した情報や伝えたいことが書かれています。



とくに子どもの発達や病気にかんすることは情報があふれているので、困ったときにネットで調べるとおそろしくなるような情報ばかり目についてしまいます…
信頼できる人が書いた本を1冊もっておくと、困ったときの辞書がわりになって心強いです。
新しい考え方に出会える
インターネットやそのほかSNSでは、自分が求めている情報しか入ってきません。
気になることを検索して答えがでてくる、の繰り返しです。
しかし、本だと伝えたいことが体系的にまとめられているので、もともとほしかった情報以外のことも知ることができます。
新しい発見がむこうからやってくるので、とにかく何もわからない状態で読みはじめても大丈夫。



子育てへの漠然とした不安も解消できるかもしれません
ひとつの例として参考になる
子どもの発達については、インターネットより育児本のほうがリアルな情報がのっていると感じました。
インターネットだと、◯ヶ月のころはこんなことができて〜という一般論しかのっていないことがほとんど。
でも育児本では実際のこどもの写真や生活のようす、身長体重などものっていて、個人差があることもよくわかりました。
よく「育児本のとおりにはいかない」と言いますが、それは一昔前の話かもしれません!
最近の育児本や個人差があることもしっかり踏まえて、読んだ保護者が安心できるように書かれています。



私も育児中なんども助けられました。
1冊はもっておくと心強い
「本のとおりにはいかないから見ない」
「自分の子と比較してしまいそうだから買わない」
といった意見もあると思います。
でも、もしかしたら損しているかも??笑
育児本を上手に取り入れれば、ひとつの例や考え方として育児を助けてくれるアイテムになるはずです。



1冊はもっておくと心強い!
ここからは、実際に読んでみてよかったと感じたおすすめの育児本3選を紹介します
おすすめの育児本3選
はじめてママ&パパの育児 主婦の友社


表紙に見覚えのあるかたもいらっしゃるのでは?
主婦の友社から出版されている「はじめてママ&パパの育児」です。
こちらは月齢別に赤ちゃんの発達や生活のようすが書かれているだけでなく、親の悩みも一緒に紹介されていてとてもリアルです。



実は息子は体重がなかなか増えず、周りの同じ月齢の子たちとくらべるととても小柄で心配していました
ですが、こちらの本では息子と同じくらいゆっくり成長していく赤ちゃんもたくさん紹介されていて、読んでいてとても安心しました。
また、赤ちゃんとお母さんの1日の過ごし方や生活リズムも紹介されています。



夜中に何回も起きたり何度も授乳していたころ、同じ月齢のお母さんのようすを本で見て、自分だけじゃないんだ〜とかなり励まされました
自分の子どもが1ヶ月のときは2ヶ月、2ヶ月のときは3ヶ月とすこし先の情報も見ることができたので、ちょっとずつ成長していくはず!と心の支えにできたところもよかったです。



「こんなこと書いてるよ〜」と夫と共有するのにもとても便利で、私が机の上に置いたままにしていると、夫が1人で読むこともあったとか(笑)
買ってよかった、大満足の1冊です。
新版 赤ちゃんのいる暮らし 毛利子来 筑摩書房


こちらはすこし昔、1990年に発行された小児科医の毛利子来先生という方が書かれた”赤ちゃんのいる暮らし”という本です。
情報もすこし古いのかな…と思いきや、全然そんなことありません!



言葉ひとつひとつが胸にささります(笑)
授乳や夜泣き、人見知りや食べないといったよくある悩みだけでなく、「夫と妻」「育児疲れ」などのテーマについても小児科医としての考えがかかれているので、ぜひ読んでみてほしい1冊です。
30年前に出版された本ですが、たとえば授乳についてはこのように書かれています。
医者の指示とか本に書いてあることにとらわれず、自分がよさそうに思うやり方でやて、赤ちゃんのようすをみながら調整してゆくのがよいと思います。
出典:新版 赤ちゃんのいる暮らし
30年前といえば母乳育児がとても推進されていた時代ですが、そのころから「赤ちゃんの様子を見てお母さんがよいと思うやり方で調整していくのがいい」とおっしゃっていたんですね!
まったく時代を感じさせない、そして小児科医の先生の言葉ということで、読んでいてホッとすることもしばしば。



もちろん子どもの病気や予防接種についても書かれています。
妊娠中から読んでも勉強になる1冊です。
子どもへのまなざし 佐々木正美 福音館書店


こちらも小児科医の佐々木正美先生が書かれた、”子どもへのまなざし”という本です。
専門が児童精神医学ということで、子どもの心の発達や親としての心構え、子どもとの接し方について何度も読み返したくなるようなテーマが満載の1冊です。
乳児期や幼児期だけでなく、思春期まで成長をおって子どもとの関わり方について紹介してくれています。



これからはじまる、長い子育ての味方になってくれるでしょう!
1冊どこをとっても読みごたえのある内容なのですが、とくに心にのこっている部分をすこしだけ紹介します。
私は、子どものしでかす失敗や不始末というものに、あまり悲しみや怒りを感じません。子どもをその失敗からどう立ち直らせるかということで、ここが親の出番だと、静かな意気込みをもつのです。この子がたいした失敗もしないで育ってしまうよりは、はるかにいいのですから。なにもかもストレートに、とんとん拍子にうまくいく必要なんてないのです。
出典:子どもへのまなざし
ほかにも、
「いやなことは人のせいにする傾向」や「ありのままの子どもを受け入れること」など、目次を開いただけで気になる項目がありすぎて迷うほどです。



子どもが大人になるまで大切にもっておいて、何度も読み返していきたいおすすめの本です
出産前に一度目を通しておくのもおすすめ
私が実際に読んでみて心が救われた、3冊の育児本を紹介しました。
なかには育児をとおりこして、1人の人としてどう成長していくのかを考えさせられるものもあります。



本来育児とは、そういうものなのかもしれません
産後はなかなか時間もないし、買い物にいくのも難しい…。
インターネットやSNSからでもたくさんの情報が手に入る時代になりましたが、自分に合う本を1冊手にとって、出産前に一度読んでみるのもおすすめです。



みなさんの子育ての時間が幸せにあふれたものになりますように、願っています!
最後まで読んでくださってありがとうございました(^o^)




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