ミニマリストの節句飾り。季節のイベントも飾り付けも、がんばらなくていい。

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こんにちは、ののです。

世間はGW。

久しぶりの移動制限のない連休ということで盛り上がっていましたね。

私はというと、午前中は家族で掃除、午後は公園でご飯を食べ、のんびりして過ごしました。

今日は我が家の節句飾りと季節のイベントについて思うことを、語ってみたいと思います。

目次

賃貸アパートで暮らす我が家の節句飾り

我が家の節句飾りはこちら。

子ども部屋にあるチェストの上に、小さな兜と組木人形を飾っています。

兜飾りはコンパクトかつシンプルなものを。

兜飾りは、両親が初節句のときにプレゼントしてくれたものです。

ぷりふあ(prefer)というサイトの五月人形。

ぷりふあ 兜飾り ISSEN

現代の部屋のインテリアにも合うようデザインされた兜飾りで、コンパクトに飾れるよう工夫されています。

シンプルなデザインのものも多く、飾っていても部屋の雰囲気を壊しません。

バリエーションが豊富で、色や兜、飾り台などすべてのオプションを自分でカスタマイズすることができるのもうれしい。

のの

我が家は一番オーソドックスで落ち着いた色合いのものを選びました。

兜飾りを選ぶ条件は次の3つでした。

兜飾りを選ぶ条件

  1. シンプルなデザイン
  2. コンパクトに飾れる
  3. コンパクトに収納できる

なにがなんでも派手な色は避けたかった私。

母と相談しながらいろんなサイトを見て回ったあげくたどり着いたのが、このぷりふあさんの兜飾りでした。

この兜の下に敷いてある半月型の台も、オプションで選べます。

私が選んだ組み合わせは

  • シリーズ:ISSEN
  • 兜の種類:駿(シュン)
  • 飾り台 :半月(バーチ)

この3つでした。

シリーズ、兜、飾り台それぞれに5〜10種類のラインナップがあるので、組み合わせは無限です(笑)

ただし注文する時期によっては在庫がないものもあり、残っているものの中で一番理想に近いものを選んだ形になりました。

この兜はかなりコンパクトなサイズなので、飾るのに場所を選びません。

幅21cmのコンパクトサイズ

我が家ではチェストの上に飾っていますが、玄関の靴箱の上などちょっとしたスペースがあれば、十分に飾ることが可能です。

のの

リビング・ダイニングを見渡しても、このチェストの上しか飾るところがなかったというのが正直なところですが(笑)

もしかすると将来的にはこのチェストも手放すかもしれませんが、ひとまずはここに飾ることにしました。

このぷりふあさんの兜シリーズでは、壁掛けが可能になる飾り台もあります。棚など置く場所がないという方でも、オプション次第で飾ることが可能です。

ぷりふあ 兜飾り 壁掛け

コンパクトで部屋のインテリアを邪魔しないものがよかったので、理想どおりの兜飾りを購入することができて満足しています。

小黒三郎さんの組木人形

もうひとつ気に入っているのが、小黒三郎さんの組木人形。

いろんなデザインがあるのですが、小さな鯉のぼりがついているものがよかったのでこのデザインにしました。

のの

色もカラフルながら落ち着いた色合いで、見た目もとてもかわいくて気に入っています。

>小黒三郎さんの節句人形を見る

段飾りのものから小さく飾れるものまで、幅広く扱っています。

ちなみに我が家にあるものは昨年購入したものですが、人気商品は節句の数ヶ月前に売り切れてしまうこともしばしば。組み木人形を購入する場合は、余裕をもって数ヶ月前から検討しておくことをおすすめします。

小黒三郎さんの組み木人形は、子ども自身がさわって遊べるように考えて作られています。

今は小さいパーツを飲み込みそうで怖いので手の届かないところに置いていますが、もう少し成長したら子どもが手にとって遊べるように飾ってもいいかもしれません。

実は、名前旗は必要ない派です。

今回ここには載せていませんが、息子の名前が入った名前旗もあります。

私の母がプレゼントしてくれたので一緒に飾っているのですが、ふと疑問に思ったのが

のの

私の小さいころって名前旗はなかったよね?

ということ。

息子が生まれてはじめて、世の中にはそんなものがあるのかと知ったくらいです。

きっとここ10年くらいの間に、商売戦略として発売されたのでしょう(個人の憶測です)

以前ほど大きな兜飾りやひな人形を飾る家庭が減っている状況で、なんとか買ってもらえるものはないかと考えられたものだと思っています(笑)

プレゼントしてもらったときは、「最近の子は一人に一つ持っているようだから」と言われて違和感なく受け取りました。

しかしミニマルライフを目指すようになった今、名前旗のように世の中の流れにながされて買ってきたものがたくさんあるのではと思うようになりました。

のの

今プレゼントしてもらうなら、「兜飾りと組み木人形だけで十分だよ」と返事をしていたかもしれません。

節句飾りは一人に一つ必要なのか?

さて、名前旗と同じく私が疑問に感じているのが、「節句飾りは一人に一つ」問題です(笑)

これも最近親から聞いて知ったのですが、義両親宅には確かに息子3人分として兜が3つありました。

「生まれてきた子どもが無事に成長しますように」という願いが込められているのだとは思うのですが、これも一人につき一つ本当に用意する必要があるのかどうか、疑問です。

端午の節句を祝う風習は奈良時代からあったようですが、五月人形を飾るようになったのは江戸時代以降だそう。

武家に男の子が生まれたときに、将来の戦いの中で身を守ってくれるようにとの願いをこめて鎧や兜を飾るようになったのだとか。

そのときの名残が現代まで残っているとはいえ、我が家は武家ではないし、そもそも戦いには行ってほしくないので、武具を扱う五月人形はひとつあれば十分かなと思っています。

この考え方は小黒三郎さんも同じのようで、武具ではなく子どもや動物などの生き物を主人公にしたいという思いから現在の組み木人形が作られたとのこと。

のの

五月人形もひな人形も一人に一つ用意しなければ、という風潮に必ずしも従う必要はないのかな?というのが正直な思いです(笑)

節句のごちそうもやめました。

掃除中、すのこベッドでかくれんぼする息子。

もともと料理は嫌いではないし、むしろ好きな方です。

(一応もと家庭科教員…ボソッ)

のの

でも、行事やイベントのときのごちそうってちょっと苦手なんです。

私の実家では、自分の誕生日には好きなメニューをリクエストして作ってもらえる、というルールがありました。

いつも食べているご飯のなかから、好きな献立をリクエストできるのです。

小さいころはそれが楽しみで、自分の好きなメニューだけそろった誕生日の特別感を感じたものでした。

私も同じように夫や子どもの誕生日には好きなメニューを作ったりしているのですが、苦手なのはそういうイベントではなく、「○○の日」みたいなイベントです。

ひな祭り、端午の節句、ハロウィン、クリスマス…。

最近はInstagramでもごちそうの写真が目につくので、ちゃんと作れていない自分がダメなんじゃないかと落ち込んだこともありました。

でも、私が大切にしたいのは日常の生活。

家で特別に豪華なごちそうが出なくても、外に出れば嫌というほど行事の情報が入ってくるし(笑)

無理して慣れていない料理を作る必要はないのかな、とようやく思えるようになりました。

のの

この心境の変化はここ数ヶ月の話です。

振り返ってみると、息子の1歳の誕生日にははりきっていろいろと準備しました。

のの

これでかなり疲れてしまったというのもあります(笑)

本当に自分がやりたいことは何なのか。

やったことは後悔していないのですが、疲れるくらいなら無理してやらなくてもいいんじゃないかと思いはじめた今日この頃です。

のの

今回の端午の節句は、特にイベント用の料理は作らずいつもどおりのご飯を作りました。

「〇〇の日だからこうしなければならない」という世の中の流れから解放され、気持ちが楽になったような気がしています。

大切なのは、自分の気持ちを伝えること

最近思うのが、いろんなものが形だけになっていて、なぜそうするのかを理解していないということ。

節句人形もハロウィンもクリスマスも、単なるイベントとして消化されている感じがあまり好きではありません。

日々の生活を営みたいだけなのに、スーパーやショッピングモール、SNSなどいろんなところで行事やイベントの情報が入ってきます。

特に10月〜3月は、毎月何かしらイベントがあるうえに常に先取りして店頭に並ぶので、正直買い物に行くのもすこしストレスです(笑)

のの

共感してくださる方、いらっしゃるでしょうか?

春になったら花の匂いにわくわくし、夏になったら夕暮れの風を感じ、秋になったら黄金色の田んぼを見てため息をつき、冬になったらあたたかい鍋を囲みたい。

ただそれだけなのに、最近の世の中は常にイベントに追われているようでせかせかします。

ミニマリストを目指すようになり暮らしのあり方を見つめ直すにつれ、そうしたものにより違和感を感じるようになりました。

のの

大切なのは、自分の気持ちを相手に伝えることと感謝の気持ちをもつことの2つだと思っています。

1年に1度のこどもの日。

1年前に比べて大きく成長した子どもの姿を見られることに感謝し、これからもただ健やかに育ってほしいと願うだけです。

のの

今日は子どもの大好きな公園にいって、家族3人でゆったり過ごしました。

もう季節のイベントもお祝いも無理しない。

自分の心に正直になって、ささやかにお祝いしていきたいと思います。

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