おなかが大きくなってくると考えるのは出産する場所。
家の近くにするか、実家の近くにするか…。
産後の生活も含めて、どのスタイルが一番いいのか迷うところです。
一昔前は里帰り出産が当たり前だったような気がしますが、
昨年からつづくコロナの影響で、里帰りしようと思っていたのにできなくなった妊婦さんもおおいのではないでしょうか。
病院側も県外からの受診にきびしく、里帰りしても最初の2週間は受診を控えるように言われたりと不安が大きいですよね。
立ち会いも面会も制限あるうえに里帰りも自由にできないなんて…
コロナ禍でただでさえ不安が大きいなか、おなかのなかで赤ちゃんを一生懸命育てているママさんたち、本当にすごいです。
そもそもコロナ関係なく、両親が働いていたりかなり遠方だったりで里帰りできない人もいますよね
とくにはじめての妊娠、出産はわからないことだらけ。
今回は2020年11月に、コロナ禍で里帰りせずに出産した私の体験から
里帰りしなくても全然大丈夫!ただしここに気をつけて!
という産後の生活を乗りきるポイントを紹介したいと思います。
この記事を書いたのはこんな人
- 29歳、0歳息子を育児中のママ
- 初産
- 自分の実家は県外(親は仕事)
- 夫の実家は県内(親は仕事)
- 夫の休みは週1日
里帰りせず乗りきるコツを見るまえに、そもそも出産前後はどんな過ごし方があるのか見てみましょう。
里帰りするしない?出産前後の過ごし方4パターン
私は里帰りせずに出産したのですが、まわりの人にけっこう驚かれました
「えっ!里帰りしないの!?」
「一人目なのに大丈夫??」
「旦那さん仕事なのに不安じゃないの?」
「実家のお母さん来てくれるの?」
いろんな人から投げかけられる心配の声。
今思い出してもめちゃくちゃ心配されてましたね(笑)
でも、最近は意外と里帰りしない妊婦さんも多いような気がしています(私の友人だけ?)
実は、出産前後の過ごし方は主なものだけでも4パターンあるんです
①里帰りする
これが主流!?
かと思いきや、今や里帰り出産する人は全体の約半分だそう。
妊娠中・子育て中のママに「里帰り出産したこと(する予定)がある?」と聞いたところ(投票受付期間2019年6月25日〜28日)、YESが52.7%、NOが47.3%とほぼ同じくらいの割合になりました。
出典:ベビカムニュース 里帰り出産するママはどれくらいの割合?メリット・デメリットは?
2019年の調査なので、わりと最近の数値です。
私のまわりでは、どちらかというと里帰り出産する人は少数派かなという印象です
メリットは、なんといっても家事をしなくていいところ(笑)
赤ちゃんのお世話に集中できるうえ、抱っこや寝かしつけなどしんどいときは実家の家族に代わる代わる助けてもらうこともできます。
里帰りしたママに聞くと、赤ちゃんはほぼずっとだれかに抱っこされていたとか(笑)
自分の実家だと過ごしやすく、親だと頼みやすいから、という人も多いのでは。
②夫の実家で過ごす
夫の実家が近かったり同居したりしている場合は、夫の実家で過ごすという人もいるかもしれません。
日頃から良好な関係を築けていれば、ほどよい距離感で快適に過ごすことができるでしょう。
でもやっぱりママの気持ちを考えると、100%くつろぐのは難しいかも…?
ちなみに私は陣痛がきているのに入院できなかったあいだの2日間ほど、病院の近くにある夫の実家にお世話になりました。
そのときの義両親のサポートはほんとうにありがたかったです。
ただ、産後は赤ちゃんのお世話で家事もなかなかできない状態が1〜2ヶ月つづくことが多いので、それでも気まずくないかどうかを想像してみたほうがよさそうです(笑)
③親に来てもらう
このパターンを最近よく聞きます!
多いのは、実母に2週間〜1ヶ月ほど来てもらうパターン。
家に泊まり込みしてもらったり、近くに泊まれるところを借りてもらったりしているようで
1ヶ月休むとなると、親の職場の理解も必要になるでしょう。
自分がくつろげる家で親のサポートも受けられるということで、もし親の都合がつくならかなり安心できる過ごし方ですね!
④自分たちの家で過ごす
最後に、自分たちで頑張るというパターン。
私はこのパターンでした。
妊娠する前から出産は里帰りしないと決めていたのですが、実際に里帰りしないで産前産後を過ごしてみて、とくに後悔はしていません!
むしろ気楽に自分のペースで子育てできたし、夫とあれこれ奮闘しながら息子のお世話ができたのでとてもいい思い出になりました
夫の職場が家から近かったので、毎日昼休みに帰ってきてもらい、そのときに息子の沐浴をしていました。
腰が痛くて沐浴のときの姿勢が’一番つらかったので、それだけでもかなり楽に過ごせました!
里帰りしなくても大丈夫!ただし自分が納得していれば…
結論。里帰りしなくても大丈夫です。
ただし、自分がその道を選ぶことに納得していないと、あとからしんどいかもしれません。
私は自分で里帰りをしないと決めて、夫と相談して最終的に自分たちで頑張る道を選んだので後悔はありませんでした。
でも「ほんとうは里帰りしたかったけどできなかった」という気持ちがあるとしんどいですよね。
家族とよくよく話し合って、自分たちにとって一番いい過ごし方はどれなのか決めていくことをおすすめします!
そしてここからは、里帰りせずに自分たちで産後を乗り切っていくうえでのポイントを3つ紹介します。
里帰りしたかったけどできない人にも、もとから夫婦で頑張るつもりの人にも、参考になればうれしいです!
夫婦で産後1ヶ月を乗りきる3つのコツ
産後6〜8週間は産褥期といって、女性の体が回復しようとしている大切な期間です。
そのなかでも産後1ヶ月はホルモンバランスの急変に体が追いつかないなかで慣れない育児に追われ、心も体もいっぱいいっぱいですよね
睡眠も細切れだわ授乳も頻繁にあるわで、なかなかまとまって休憩することもできないうえに、赤ちゃんはホヤホヤの新生児で「自分が守らないと!!」と常に気が張っていたのを覚えています。
そんな産後1ヶ月を夫婦で乗りきるために実践した、3つのコツはこちら!
産後を乗り切る3つのコツ
- ご飯を作らなくていいようにしておく
- 掃除洗濯は最低限でよし
- 赤ちゃんが寝ているときはなるべく一緒に寝る
ご飯を作らなくていいようにしておく
これが一番のコツ!
よく「産後は台所にたつな」とも言われますが、料理をつくろうと思うと少なくとも30分とか台所で作業することになりますよね。
これが産後の体には本当にキツイ(ほとんどやってませんが笑)
妊娠中にバリバリ料理をしていた人ほど、産後料理ができない自分に自己嫌悪を感じてしまうかもしれません。
でも産後の6〜8週間はとにかく体を休めることが最優先なんです!
ご飯を作らなくていいようにするために実践したことは次の3つです
ご飯を作らないために実践したこと
- 実母&義母におかずを届けてもらう
- 冷凍食品を買いだめしておく
- すぐに作れる食材キットの宅配をとる
実母は県外に住んでいるため、宅急便で送ってもらったり週末にきてもらったりしました。
義母は県内ですが車で45分ほどのところに住んでいるため、週1くらいの頻度でおかずを持ってきてくれたり作りにきてくれたりしていました。
そのほかにも冷凍食品やすぐに作れるおかずセットの宅配を用意しておいたおかげで、産後1ヶ月(いや2ヶ月?)はほとんど台所にたつことなく、いつもより豪華なおかずが並びました(笑)
食材キットはコープ自然派の宅配を利用。
野菜もタンパク質も豊富なので母乳をあげているママの体にもとってもいい!
メニューも豊富なうえに、どのメニューもだいたい10分くらいで完成するのがうれしい。
コープ自然派は関西(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)と四国(香川、愛媛、徳島、高知)のみの取り扱いとなっています。
最近はヨシケイやオイシックスなどいろいろな会社が食材セットを提供しているので、自分に合ったものを選んでみるといいですね!
とにかく産後1ヶ月は料理しないぞ!と決めて、いろんな人に助けてもらうようお願いしていたので、なんとか乗りきることができました
掃除・洗濯は最低限でよし
赤ちゃんが小さいうちは吐き戻しやおしっこ(うんち)漏れが頻繁にあって、そのたびに洗濯がたまっていくのですが、少々洗濯物がたまったところで死にはしません(笑)
2〜3日に1回でも十分です。
吐き戻しなどで汚れた部分だけは手洗いしておいて、なるべくシミにならないようにしていました
1つだけ後悔したのは、我が家の洗濯機が小さいこと。
私が一人暮らししていたときから使っていたもので容量が4キロしかないので、すぐパンパンに…[
乾燥機つきの7キロ〜10キロくらいあるやつだったらもっと楽だっただろうな〜と正直思っています。
子どもが保育園に行くようになるまでには洗濯乾燥機がほしいなあ…
赤ちゃんが寝てるときはなるべく一緒に寝る!
これもとても大事!
夜はもちろん一緒に寝るのですが、昼間は赤ちゃんが寝ていてもなんとなく起きてしまって家事をしたりテレビを見たりしてしまいますよね。
でも睡眠不足の疲れは少しずつたまっていきます…。
最初の2〜3週間は気が張っていてなんとか乗り切れても、1ヶ月、2ヶ月と疲れがたまってくるとだんだんしんどくなってきます。
経産婦さんはなかなか難しいかもしれませんが、できるかぎり赤ちゃんが寝ているときは一緒に寝るか体を休めるようにして、ゆったり過ごすようにしましょう
自分にあった過ごし方を選んで。感謝の言葉があれば周りが助けてくれる!
私は一人暮らし歴が5年以上あり自分の家で生活するのが一番楽だったというのもありますが、意外と里帰りしない方が楽な人もいます。
とくに最初の1、2ヶ月は授乳も頻回にあるしほぼパジャマ生活になるので(笑)
人の目を気にしなくていいというのは私にとってはかなりメリットでした!
そのうえで、これは人に助けてもらう!と決めて周りに甘えて助けてもらった部分もあります。
妊娠、出産を経て、今までは「大丈夫、1人でできる」と言っていたことも、「ありがとう、助かりました」と頼りにしてお礼を言うように変わりました。
どの過ごし方をするにしても、自分が気をつかわず楽に過ごせること、人に頼るところは頼るというのが大切です。
助けてもらったときに「ありがとう」と感謝の言葉を忘れずにいれば、周りの人はみんな助けてくれます!
生まれてくる赤ちゃんとの生活が楽しい時間になりますように、願っています\(^o^)/
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